IPO DETAIL
株式会社QLSホールディングス
認可保育所などの保育事業、訪問介護・障がい福祉を含む介護福祉事業、専門人材の派遣を展開する持株会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
QLSホールディングスは、保育・介護福祉・人材派遣という安定需要のある事業を組み合わせています。
仮条件上限650円では吸収金額約2.2億円、時価総額約14.4億円と非常に小さく、公開株の少なさは評価材料です。
2021年3月期の赤字から2023年3月期は当期純利益229百万円へ改善しました。
一方、TOKYO PRO Marketから名証ネクストへの移行で、上場後の出来高が限られる可能性を踏まえ、少額で参加を検討します。
Jトラストグローバル証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のJトラストグローバル証券を優先し、SBI証券、松井証券、マネックス証券なども確認します。
必要資金は小さいものの、名証ネクストの流動性を考慮して申込額を抑えます。
主幹事を最優先
主幹事はJトラストグローバル証券です。
引受株数が最も多いため、個人向け配分と抽選方式を確認して優先します。
平幹事も取りこぼさない
名証の会社概要に記載された引受幹事は8社です。
主幹事に加え、ネット申込可能なSBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券も確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限650円の場合、100株で6.5万円が必要です。
必要資金は小さいものの、名証銘柄の流動性を考慮します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- Jトラストグローバル証券を最優先に申し込む
- 超小型需給と業績回復を評価する
- 名証ネクストの流動性を確認する
注意点
- TOKYO PRO Marketからの市場変更
- 名証ネクスト単独上場
- 人材確保と人件費上昇
- 上場後の出来高低下
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年6月8日〜6月14日
公開価格決定日: 2023年6月15日
申込期間: 2023年6月16日〜6月21日
上場日: 2023年6月26日
BB申込期間
2023年6月8日〜2023年6月14日BB期間は2023-06-08〜2023-06-14で、仮条件は590〜650円です。
抽選日
2023年6月15日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-06-15です。
購入申込期間
2023年6月16日〜2023年6月21日当選後は2023-06-16〜2023-06-21の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年6月26日上場日は2023-06-26です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社QLSホールディングス |
|---|---|
| 証券コード | 7075 |
| 市場 | 名証ネクスト |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | Jトラストグローバル証券 |
| 吸収金額 | 2.2億円 |
| 想定時価総額 | 14.4億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 650円 |
|---|---|
| 仮条件 | 590〜650 |
| 公募価格 | 650円 |
| 予想初値 | 680円 |
| 予想利益 | 3,000円 |
| 初値 | 800円 |
| 初値騰落率 | 23.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約2.2億円です
- 保育・介護福祉・人材派遣に継続的な需要があります
- 2023年3月期は増収となり最終利益も拡大しました
- 主要2株主には価格解除条件のない180日のロックアップがあります
マイナス要因
- TOKYO PRO Marketから名証ネクストへの市場変更です
- 地方市場のため上場後の流動性が限られる可能性があります
- 株式のほぼ全てを上位2株主が保有しています
- 保育士や介護人材の採用難と人件費上昇に注意が必要です
FINANCIALS
業績推移
連結決算の売上高と親会社株主に帰属する当期純利益を百万円単位で掲載しています。
直近は黒字化と利益拡大が進んでいます。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 4,469百万円 | -164百万円 | - |
| 2022年3月期 | 5,638百万円 | 13百万円 | +26.2% |
| 2023年3月期 | 6,923百万円 | 229百万円 | +22.8% |
業績コメント
直近の売上高は、2021年3月期4,469百万円から2023年3月期6,923百万円へ伸び、当期純損益は164百万円の赤字から229百万円の黒字へ改善しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
GRITと雨田武史氏には価格解除条件のない180日のロックアップがあり、上場直後の流通株は限定されます。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社GRIT | 1,511,000株 | 75.00% | 180日 |
| 雨田武史 | 503,460株 | 24.99% | 180日 |
| 株式会社エンタープライズ | 100株 | 0.00% | - |
株主構成コメント
株式会社GRITが75.00%、雨田武史氏が24.99%を保有し、実質的に二者だけで全株式を支配する集中型の株主構成です。
ただし、両大株主には価格解除条件のない180日のロックアップがあり、公開株の少なさと合わせて短期需給を支える要因になります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
QLSホールディングスのIPOは、約2.2億円の超小型需給を評価できる一方、名証銘柄の流動性が焦点です。
保育、介護福祉、人材派遣を展開し、社会的な需要は安定しているものの、高成長型の事業ではありません。
売上高は2021年3月期44.7億円から2023年3月期69.2億円へ伸び、最終損益も黒字へ転換しました。
仮条件上限650円では時価総額約14.4億円で、公開株34.5万株の少なさが初値を支えると考えられます。
TOKYO PRO Marketから名証ネクストへの移行であり、上場後の出来高低下には注意が必要です。
申込みはJトラストグローバル証券を中心に、流動性リスクを考慮して資金を絞り、参加を検討する方針です。
Jトラストグローバル証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年6月26日
公開価格650円に対して初値は800円となり、騰落率は+23.1%でした。
初値売り損益は100株で15,000円でした。