IPO DETAIL
梅乃宿酒造株式会社
日本酒および「梅乃宿の梅酒」「あらごしシリーズ」など果実をつけ込んだ日本酒リキュールを中心に、スピリッツや発酵関連食品の製造・販売を行う酒類メーカーです。
SUMMARY
このIPOの結論
知名度のある果実系リキュールブランドと、100株6万円という参加しやすさは梅乃宿酒造IPOの魅力です。
仮条件上限600円での吸収金額は約13.0億円と小型寄りで、直近3期は黒字を維持しています。
一方、公募なしの売出し案件で、J-GIA系ファンドの出口色が強く、ファンド株には1.5倍解除条件があります。
BBではブランド力と小型需給を評価しつつ、成長率の鈍化とPEファンドの売却余地を踏まえて小幅利益狙いで判断します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を最優先に、岩井コスモ証券、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、岡三オンラインも確認します。
必要資金は小さいものの、公募なし・PEファンド売出しの案件であるため、ブランド人気だけで強気にならず小幅利益狙いとします。
主幹事を最優先
SMBC日興証券は主幹事で割当の大半を占めるため、最優先で申し込みたい証券会社です。
平幹事も取りこぼさない
岩井コスモ証券、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、岡三証券、岡三オンラインなどネット申込しやすい証券会社を併用すると当選機会を広げやすいです。
資金と締切を管理
仮条件上限600円の場合、100株当たりの申込資金は60,000円です。
必要資金に加え、証券会社ごとの前受金ルールと資金拘束の時期もBB締切前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSMBC日興証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限600円に合わせて60,000円以上の資金を準備する
- SBI証券やマネックス証券などネット対応幹事も併用する
- 購入申込期間は4月17日〜4月22日なので忘れず確認する
注意点
- 公募株なしの売出しのみで換金色が強い
- PEファンドの売出しが大きく需給面の上値余地は限定的
- 一部株主に1.5倍でのロックアップ解除条件がある
- 成熟した酒類市場のため成長テーマ性は強くない
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2026年4月9日〜4月15日
公開価格決定日: 2026年4月16日
申込期間: 2026年4月17日〜4月22日
上場日: 2026年4月24日
BB申込期間
2026年4月9日〜2026年4月15日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は570円〜600円です。
抽選日
2026年4月16日公開価格決定日・抽選結果確認日は2026年4月16日です。
購入申込期間
2026年4月17日〜2026年4月22日当選後は2026年4月17日〜4月22日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2026年4月24日上場日は2026年4月24日です。
小型寄りの案件で、売出し中心の需給と地合いが確認ポイントです。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 梅乃宿酒造株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 559A |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 食料品 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 13億円 |
| 想定時価総額 | 36.1億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 600円 |
|---|---|
| 仮条件 | 570〜600 |
| 公募価格 | 600円 |
| 予想初値 | 750円 |
| 予想利益 | 1.5万円 |
| 初値 | 900円 |
| 初値騰落率 | 50% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 「あらごしシリーズ」など知名度の高い果実系リキュール
- 仮条件上限600円で100株資金6万円、吸収金額約13.0億円
- 直近3期の最終黒字維持
- 国内外への販売拡大余地と主幹事からの申込機会
マイナス要因
- 公募株がなく既存株主の売出しだけで構成される公開株
- J-GIA系ファンド約51%による強い出口色
- 2025年6月期の減収減益
- ファンド株に設定された公開価格1.5倍のロックアップ解除条件
FINANCIALS
業績推移
数値は単独決算に基づきます。
直近3期は黒字を維持していますが、2025年6月期は売上高と当期純利益が前期比で減少しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2023年6月期 | 2,410百万円 | 219百万円 | - |
| 2024年6月期 | 2,699百万円 | 317百万円 | +12.0% |
| 2025年6月期 | 2,685百万円 | 242百万円 | -0.5% |
業績コメント
売上高は2023年6月期2,410百万円、2024年6月期2,699百万円、2025年6月期2,685百万円です。
当期純利益は219百万円、317百万円、242百万円で黒字を維持しましたが、直近期は売上高・利益とも前期を下回りました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位株主には概ね180日のロックアップの対象です。
J-GIA2号投資事業有限責任組合とJGⅡ(CAYMAN),L.P.には1.5倍解除条件があります。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| J-GIA2号投資事業有限責任組合 | 2,751,580株 | 45.68% | 180日/1.5倍 |
| グッドフィールド・ビーチサイド株式会社 | 1,885,040株 | 31.29% | 180日 |
| 吉田 佳代 | 740,400株 | 12.29% | 180日 |
| JGⅡ(CAYMAN),L.P. | 320,620株 | 5.32% | 180日/1.5倍 |
| 梅乃宿酒造持株会 | 161,840株 | 2.69% | 180日 |
| 松浪 雄二 | 80,280株 | 1.33% | 180日 |
| 二宮 充 | 22,000株 | 0.37% | 180日 |
| 高橋 利光 | 20,000株 | 0.33% | 180日 |
| 桝永 剛 | 20,000株 | 0.33% | 180日 |
| 古澤 幸彦 | 11,080株 | 0.18% | 180日 |
株主構成コメント
J-GIA2号とJGⅡを合わせたファンド保有比率は約51%で、上場時の売出しも同ファンドが中心です。
グッドフィールド・ビーチサイドと吉田佳代氏など事業側の株主には180日のロックアップがありますが、ファンド株は1.5倍で解除されるため、上昇局面では追加売却を意識する必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
梅乃宿酒造のIPOは、ブランド力と小型需給を評価できる一方、PEファンドの出口色を重く見たい案件です。
「あらごしシリーズ」など果実感のあるリキュールに知名度があり、国内に加えて海外販売にも成長余地があります。
直近3期は黒字を維持しましたが、2025年6月期は売上高26.9億円、当期純利益2.4億円へ減少しました。
仮条件上限600円では吸収金額約13.0億円、100株資金6万円となり、個人が参加しやすい水準です。
ただし、公募株がなくJ-GIA系ファンドの売出しが中心で、公開価格1.5倍の解除条件にも注意が必要です。
申込みは主幹事のSMBC日興証券を軸に、ブランド人気だけで強気にならず、成長率と需給を確認して判断したいと考えられます。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2026年4月24日
公開価格600円に対して初値は900円となり、騰落率は+50.0%でした。
初値売り利益は100株で30,000円でした。