IPO DETAIL
ユーソナー株式会社
法人企業データベース「LBC」を基盤に、顧客情報の名寄せ・整備、営業リスト作成、マーケティングデータ活用を支援する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
ユーソナーは、企業データの整備を一度限りの作業で終わらせず、継続的な更新と営業・マーケティング活用につなげる点に強みがあります。
売上高は4,041百万円、5,039百万円、6,075百万円と拡大し、2024年12月期の当期純利益は634百万円まで増加しました。
吸収金額約53.2億円はグロース市場では一定の重さがありますが、黒字化後の利益成長が確認できるため、業績面は評価しやすい案件です。
最大の需給確認点は、22.23%を保有する三井物産企業投資のロックアップが90日であることです。
BBでは主幹事の野村證券を優先し、仮条件上限2,000円での評価余地と営業DX関連株への需要を見ながら、やや積極寄りに参加を検討します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
野村證券を申込の中心に置き、大和証券やネット抽選に対応する幹事も併用します。
仮条件上限2,000円では100株20万円が必要です。
公開規模が約53.2億円あるため、機関投資家需要とグロース市場の地合いを確認して申込強度を決めます。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
配分の中心となるため最優先とし、需要申告の締切と購入申込期間を個別に管理します。
平幹事も取りこぼさない
大和証券のほか、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券などオンライン申込可能な幹事を補完的に利用します。
資金と締切を管理
仮条件上限2,000円の場合、100株の申込資金は200,000円です。
複数社へ申し込む場合は、前受金の要否と抽選日までの資金拘束を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を最優先に申し込む
- 仮条件上限2,000円で20万円を準備する
- 中型グロース案件を吸収できる市場環境か確認する
- 90日後のファンド株の需給も把握する
注意点
- 公開規模は小型ではない
- ファンド保有株のロックアップは90日
- 直近期の利益急増が継続するかを確認する
- 購入申込期限を忘れない
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2025年10月1日〜10月6日
公開価格決定日: 2025年10月7日
申込期間: 2025年10月8日〜10月14日
上場日: 2025年10月17日
BB申込期間
2025年10月1日〜2025年10月6日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1910〜2000円です。
抽選日
2025年10月7日公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年10月7日です。
購入申込期間
2025年10月8日〜2025年10月14日当選後は2025年10月8日〜2025年10月14日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2025年10月17日上場日は2025年10月17日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ユーソナー株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 431A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 53.2億円 |
| 想定時価総額 | 173.7億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,910円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1910〜2000 |
| 公募価格 | 2,000円 |
| 予想初値 | 2,900円 |
| 予想利益 | 9.0万円 |
| 初値 | 2,350円 |
| 初値騰落率 | 17.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 法人企業データベースを基盤とする継続課金型の事業モデル
- 売上高は直近3期で約1.5倍に拡大
- 2024年12月期の当期純利益は634百万円まで増加
- 営業DXとデータ活用の市場拡大が追い風
マイナス要因
- 吸収金額約53.2億円はグロースIPOとして軽くない
- 三井物産企業投資の22.23%は90日後の需給要因
- 企業データ市場では大手IT・情報サービス企業との競争がある
- 仮条件上限2,000円では一定の成長期待が織り込まれる
FINANCIALS
業績推移
単体の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
直近期の利益改善が一時要因ではなく継続可能かが確認点です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年12月期 | 4,041百万円 | 65百万円 | - |
| 2023年12月期 | 5,039百万円 | 75百万円 | +24.7% |
| 2024年12月期 | 6,075百万円 | 634百万円 | +20.6% |
業績コメント
売上高は2022年12月期の4,041百万円から2024年12月期の6,075百万円へ伸びています。
当期純利益は65百万円、75百万円、634百万円と推移し、直近期に利益水準が大きく改善しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者・事業会社・政策投資銀行は180日、三井物産企業投資は90日です。
価格による解除条件はありません。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 福富七海 | 5,152,000株 | 65.90% | 180日 |
| 三井物産企業投資投資事業有限責任組合 | 1,738,000株 | 22.23% | 90日 |
| 株式会社日本政策投資銀行 | 868,000株 | 11.10% | 180日 |
| 株式会社ゼンリン | 60,000株 | 0.77% | 180日 |
株主構成コメント
福富七海氏が65.90%を保有する創業者主導の構成です。
日本政策投資銀行とゼンリンは180日拘束ですが、三井物産企業投資は22.23%を保有しながら90日拘束のため、解除時期以降の売却方針が中期的な需給材料になります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ユーソナーのIPOは、黒字成長する法人データ活用事業を評価しつつ、約53.2億円の需給を見極めたい案件です。
法人企業データベース「LBC」を基盤に、顧客情報の名寄せや更新、営業先の抽出まで一体で支援しています。
売上高は2022年12月期の40.4億円から2024年12月期の60.8億円へ伸び、最終利益も6.3億円まで拡大しました。
営業DXのテーマ性は初値需要を支える一方、グロース市場では中型規模となるため、投資家需要の厚さが重要です。
三井物産企業投資は22.23%を保有しながらロックアップが90日のため、解除後の売却方針には注意が必要です。
申込みは野村證券を中心に、仮条件上限2,000円の評価とグロース株の地合いを確認して判断したいと考えます。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2025年10月17日
公開価格は2,000円、初値は2,350円となり、公開価格比で17.5%上昇しました。
100株当たりの利益は35,000円です。