IPO DETAIL
株式会社W TOKYO
東京ガールズコレクションの企画・運営を軸に、企業広告、デジタルプロモーション、自治体の地方創生支援を展開する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
TGCのブランド力、黒字回復、公開株数の少なさが初値面の評価材料です。
企業広告や地方創生へ収益源を広げている一方、大型イベントの開催環境で業績が変動します。
仮条件上限ベースの吸収金額約15.1億円は需給面で重くありませんが、必要資金は30万円です。
VCの1.5倍解除と無拘束株を確認しつつ、野村證券を軸に前向きに判断します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を最優先に、SBI証券、マネックス証券、松井証券も申込候補とします。
高い必要資金を考慮しつつ、知名度と小型需給を評価して参加します。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
配分比率が高い主幹事からの申込を最優先にします。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事は5社です。
ネット申込の可否と抽選方法を確認し、申込可能な証券会社を広く活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限3,000円の場合、100株当たりの申込資金は300,000円です。
複数社に申し込む場合は資金拘束を確認し、優先順位を決めます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事の野村證券を最優先に申し込む
- 仮条件上限に合わせて30万円以上を準備する
- SBI証券やマネックス証券なども併用する
- イベント市場と仮条件の評価を確認する
注意点
- 大型イベントへの業績依存を確認する
- 必要資金の大きさと資金効率に注意する
- VCの1.5倍解除条件を確認する
- 電通グループの無拘束株を考慮する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年6月13日〜6月19日
公開価格決定日: 2023年6月20日
申込期間: 2023年6月21日〜6月26日
上場日: 2023年6月29日
BB申込期間
2023年6月13日〜2023年6月19日BB期間は2023-06-13から2023-06-19までです。
抽選日
2023年6月20日公開価格決定・抽選日は2023-06-20です。
購入申込期間
2023年6月21日〜2023年6月26日購入申込期間は2023-06-21から2023-06-26までです。
上場日
2023年6月29日上場日は2023-06-29です。
初値形成時の気配と売買規制を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社W TOKYO |
|---|---|
| 証券コード | 9159 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 15.1億円 |
| 想定時価総額 | 77.6億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,870円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2870〜3000 |
| 公募価格 | 3,000円 |
| 予想初値 | 3,900円 |
| 予想利益 | 9.0万円 |
| 初値 | 7,000円 |
| 初値騰落率 | 133.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 東京ガールズコレクションという高い認知度を持つブランドがあります
- イベント運営を広告や地方創生案件へ横展開できます
- 2022年6月期は最終黒字へ転換しました
- 吸収金額約15.1億円で公開株の供給は比較的限られます
マイナス要因
- 大型イベントの開催状況やスポンサー需要で業績が変動します
- 仮条件上限3,000円で100株30万円と申込資金が大きいです
- 帝都インベストメンツは90日または公開価格1.5倍で解除されます
- 電通グループの保有株にはロックアップがありません
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純損益を掲載しています。
コロナ禍でイベント収入が落ち込んだ後、2022年6月期は売上回復と黒字転換を確認できます。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年6月期 | 3,053百万円 | -162百万円 | - |
| 2021年6月期 | 1,987百万円 | -219百万円 | -34.9% |
| 2022年6月期 | 2,065百万円 | 129百万円 | +3.9% |
業績コメント
売上高は2020年6月期3,053百万円、2021年6月期1,987百万円、2022年6月期2,065百万円です。
当期純損益は△162百万円、△219百万円、129百万円で、2022年6月期は黒字へ転換しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は主に90日拘束です。
帝都インベストメンツには1.5倍解除条件があり、電通グループはロックアップ対象外です。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 村上範義 | 795,000株 | 28.10% | 90日(うち潜在株式147,000株) |
| 株式会社ディー・エル・イー | 430,000株 | 15.20% | 90日 |
| 帝都インベストメンツ投資事業有限責任組合 | 252,000株 | 8.91% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社マイナビ | 184,000株 | 6.50% | 90日 |
| 株式会社ベクトル | 150,000株 | 5.30% | 90日 |
| 株式会社電通グループ | 150,000株 | 5.30% | ロックアップなし |
| 株式会社トランザクション | 150,000株 | 5.30% | 90日 |
| カルチュア・エンタテインメント株式会社 | 150,000株 | 5.30% | 90日 |
| 片山晃 | 138,000株 | 4.88% | 90日 |
| 株式会社ジェイ・ストーム | 81,600株 | 2.88% | 90日 |
株主構成コメント
創業経営者に加え、DLE、マイナビ、ベクトル、電通、ジェイ・ストームなどメディア関連企業が株主に並びます。
事業連携の厚みはある一方、VC解除条件と電通の無拘束株は短期需給の確認点です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
W TOKYOのIPOは、TGCの知名度と約15.1億円の小型需給を評価して前向きに検討したい案件です。
イベント運営だけでなく、企業広告や自治体の地方創生へブランドを展開できる点が収益拡大の鍵になります。
コロナ禍で赤字が続きましたが、2022年6月期は売上高20.7億円、最終利益1.3億円へ黒字転換しました。
仮条件上限3,000円では時価総額約77.6億円で、必要資金は大きいものの公開株の供給は限定的です。
イベント依存に加え、VCの1.5倍解除と電通グループの無拘束株による売却圧力には注意が必要です。
主幹事の野村證券を最優先に、ブランド力と仮条件の評価を確認して参加を検討したいIPOです。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年6月29日
公開価格3,000円に対して初値は7,000円となり、公開価格比は+133.3%でした。
100株当たりの初値売り損益は400,000円です。