IPO DETAIL
株式会社雪国まいたけ
まいたけ、エリンギ、ぶなしめじなどの生産販売と、きのこ加工食品の製造販売を行う会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
雪国まいたけは高い知名度、黒字業績、配当方針を評価できます。
一方、公募のない再上場で、ベインの出口売出しと約487.7億円の大型需給が重いため、見送りを基本とします。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
共同主幹事のうち個人が申し込みやすいSMBC日興証券を優先候補とします。
ただし、再上場、全株売出し、大型需給を重く見て基本的には見送ります。
主幹事を最優先
SMBC日興証券、大和証券は共同主幹事で割当の中心となるため、優先して申し込みたい証券会社です。
抽選方式と購入申込期限を確認します。
平幹事も取りこぼさない
幹事証券はSMBC日興証券;大和証券;SBI証券;楽天証券;みずほ証券です。配分は主幹事が中心ですが、ネット抽選対応会社も併用して当選機会を増やします。
資金と締切を管理
仮条件上限2,400円の場合、100株当たりの申込資金は240,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 公開価格の決定位置を確認する
- 配当利回りと機関投資家需要を確認する
- 再上場と全株売出しを重く見る
注意点
- 約487.7億円の大型需給
- 公募なしの全株売出し
- ファンド出口の再上場
- 仮条件レンジが広い
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年9月2日〜9月8日
公開価格決定日: 2020年9月9日
申込期間: 2020年9月10日〜9月15日
上場日: 2020年9月17日
BB申込期間
2020年9月2日〜2020年9月8日BB期間は2020-09-02〜2020-09-08です。
仮条件は2000〜2400です。
抽選日
2020年9月9日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-09-09です。
購入申込期間
2020年9月10日〜2020年9月15日購入申込期間は2020-09-10〜2020-09-15です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年9月17日上場日は2020-09-17です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社雪国まいたけ |
|---|---|
| 証券コード | 1375 |
| 市場 | 東証一部 |
| 業種 | 水産・農林業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券;大和証券 |
| 吸収金額 | 487.7億円 |
| 想定時価総額 | 956.4億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,330円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2000〜2400 |
| 公募価格 | 2,200円 |
| 予想初値 | 2,000円 |
| 予想利益 | -4.0万円 |
| 初値 | 2,100円 |
| 初値騰落率 | -4.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 全国的なブランド知名度
- 連結売上高500億円規模
- 高い最終利益と配当方針
- 東証一部への直接上場
マイナス要因
- 吸収金額約487.7億円の大型需給
- 公募なしの全株売出し
- ベインの出口を目的とする再上場
- 仮条件レンジが広い
FINANCIALS
業績推移
国際会計基準を採用しています。
2018年3月期以前は比較可能な連結数値がないため、2019年3月期と2020年3月期のIFRS連結数値を掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年3月期(比較可能な連結数値なし) | 7,717百万円 | 927百万円 | - |
| 2019年3月期(連結・IFRS) | 47,592百万円 | 4,389百万円 | +516.7% |
| 2020年3月期(連結・IFRS) | 50,759百万円 | 4,346百万円 | +6.7% |
業績コメント
比較可能な連結業績は2019年3月期以降です。
IFRS連結売上収益は47,592百万円、50,759百万円で、親会社所有者帰属利益は4,389百万円、4,346百万円です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上場前の全株主に価格解除条件のない180日のロックアップが設定されています。
ベインは売出しを通じて保有株を放出する予定です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| Bain Capital Snow Hong Kong Limited | 20,283,600株 | 50.90% | 180日 |
| 株式会社神明ホールディングス | 19,490,600株 | 48.91% | 180日 |
| 足利 厳 | 59,800株 | 0.15% | 180日 |
| 小室 雅裕 | 15,900株 | 0.04% | 180日 |
株主構成コメント
上場前はベイン系株主が50.90%、神明ホールディングスが48.91%を保有する二極集中の構成です。
その一方、ベインの出口売出しが案件の中心ですが、上場後は神明が主要株主となるため追加のファンド売却懸念は限定されます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
雪国まいたけのIPOは、知名度と収益力を評価できるものの、再上場と約487.7億円の大型売出しから見送り寄りで判断したい案件です。
まいたけを中心に複数のきのこを大規模生産し、全国的な販売網とブランド力を持つ安定した食品事業を展開しています。
IFRS連結売上収益は2019年3月期475.9億円から2020年3月期507.6億円へ増え、最終利益も43億円台を確保しています。
公募はなく、国内外を合わせた売出株数が非常に多いため、仮条件上限では一段と大きな資金吸収となり、初値上昇には強い機関需要が必要です。
ベイン系株主の出口売出しが案件の中心で、神明ホールディングスが安定株主として残る一方、再上場案件として警戒されやすい構造です。
申込みはSMBC日興証券を優先候補としつつ、公開価格の決定位置、配当利回り、国内外需要を確認し、基本的には見送る方針です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年9月17日
公開価格2,200円に対し初値は2,100円となり、100株当たりの初値売り損益は-10,000円でした。