IPO DETAIL
グロースエクスパートナーズ株式会社
大企業のDXを対象に、構想策定、アジャイル開発、システム運用、組織変革を継続的に支援するITコンサルティング企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
約13.0億円の小型需給、連結ベースの増収増益、DX需要は評価できます。
主要株主ロックアップが90日と短い点には注意が必要ですが、仮条件上限での時価総額は小さく、主幹事を中心に参加を検討できます。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
野村證券を最優先とし、大和証券、SBI証券、楽天証券、岡三証券へも申し込みます。
小型需給と連結成長を評価しつつ、90日ロックアップ解除後の売却余地を確認します。
主幹事を最優先
野村證券が主幹事で配分の中心です。
小型案件のため同社への申込を最優先にします。
平幹事も取りこぼさない
公式順序に基づき、大和証券、SBI証券、楽天証券、岡三証券の抽選枠も利用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,530円では100株当たり153,000円です。
幹事5社へ申込資金を配分し、野村證券の主幹事配分を優先します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を最優先にする
- 153,000円以上を準備する
- 連結業績で評価する
- 90日後の需給を確認する
注意点
- ロックアップが90日
- IT人材の確保
- 大口顧客依存
- 単体・連結の比較に注意
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年9月6日〜9月12日
公開価格決定日: 2024年9月13日
申込期間: 2024年9月17日〜9月20日
上場日: 2024年9月26日
BB申込期間
2024年9月6日〜2024年9月12日BB期間は2024-09-06〜2024-09-12で、仮条件は1480〜1530円です。
抽選日
2024年9月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-09-13です。
購入申込期間
2024年9月17日〜2024年9月20日当選後は2024-09-17〜2024-09-20の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年9月26日上場日は2024-09-26です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | グロースエクスパートナーズ株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 244A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 13億円 |
| 想定時価総額 | 48.7億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,320円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1480〜1530 |
| 公募価格 | 1,530円 |
| 予想初値 | 2,100円 |
| 予想利益 | 5.7万円 |
| 初値 | 1,841円 |
| 初値騰落率 | 20.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額が約13.0億円
- 大企業DXの継続需要
- 連結売上高と最終利益が成長
- 事業会社株主が多い
マイナス要因
- 主要株主のロックアップが90日
- 人材採用と定着が成長制約
- 大口顧客への依存
- 単体と連結の数値比較に注意
FINANCIALS
業績推移
2021年8月期は単体、2022年8月期以降は連結です。
連結2期では売上高・純利益とも増加しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年8月期(単体) | 615百万円 | 91百万円 | - |
| 2022年8月期(連結) | 3,293百万円 | 202百万円 | +435.4% |
| 2023年8月期(連結) | 3,736百万円 | 279百万円 | +13.5% |
業績コメント
2021年8月期は単体売上高615百万円、純利益91百万円です。
2022年8月期以降は連結で、売上高は3,293百万円から3,736百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は202百万円から279百万円へ増加しました。
従来の単体数値だけではグループ全体の規模を過小表示していました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は90日・価格解除なしです。
役職員の保有数には潜在株式が含まれます。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 渡邉 伸一 | 1,393,400株 | 45.51% | 90日 |
| Watanabe&Partners株式会社 | 600,000株 | 19.60% | 90日 |
| ニプロ株式会社 | 130,000株 | 4.25% | 90日 |
| 豊田通商株式会社 | 130,000株 | 4.25% | 90日 |
| 奥山 秀朗 | 100,000株 | 3.27% | 90日 |
| 株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ | 100,000株 | 3.27% | 90日 |
| 小野 純一(うち潜在株式16,000株) | 66,000株 | 2.16% | 90日 |
| 河西 健太郎(うち潜在株式16,000株) | 56,000株 | 1.83% | 90日 |
| 鈴木 雄介(うち潜在株式28,000株) | 32,000株 | 1.05% | 90日 |
| 鎌田 悟(うち潜在株式22,000株) | 26,000株 | 0.85% | 90日 |
株主構成コメント
渡邉氏と資産管理会社で約65%を保有し、ニプロ、豊田通商、三越伊勢丹系など事業会社も出資しています。
識別可能なVC・ファンドは約1.01%と小さく、1ファンドは売出しで全株を放出します。
役職員株には潜在株式が含まれます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
グロースエクスパートナーズは、小型需給とDX需要が魅力ですが、90日ロックアップを最初に確認したいIPOですため、初値期待とロックアップ解除後の需給を分けて考える必要があります。
大企業のDXを対象に、構想策定、アジャイル開発、システム運用、組織変革まで継続的に支援していますため、顧客企業との長期関係を築きやすい点が事業上の強みです。
連結売上高は2022年の32億円から2023年の37億円へ伸び、最終利益も2.0億円から2.7億円へ増加しましたので、売上と利益の双方が伸びている点は評価できます。
吸収金額は約13.0億円、時価総額も約48.7億円と小型ですが、主要株主のロックアップは90日ですため、上場後早い段階で売却可能株が増える点には注意が必要です。
人材の採用と定着、大口顧客への依存、単体と連結で比較期間が異なる点が業績評価を難しくするため注意が必要ですので、人員拡大と顧客分散の進捗を継続して確認したいところです。
申込みは野村證券を優先し、DX需要の継続性と90日後の需給を分けて確認しながら判断する方針ですと考えますので、解除前後の需給を意識して参加したいと考えます。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年9月26日
公開価格は1,530円、初値は1,841円となり、100株当たりの損益は31,100円でした。