IPO DETAIL
株式会社VRAIN Solution
AI画像認識による外観検査、設備保全、自動化機器の設計・導入を一体で提供し、製造現場の省人化を支援する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
製造業AIのテーマ性、売上高の急拡大、創業者側の高い保有比率は魅力です。
ただし、吸収金額約38.1億円、時価総額約302.3億円と評価負担が大きく、VCの1.5倍解除も踏まえて選別的に参加したい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を最優先に、マネックス証券、松井証券、楽天証券、大和証券、野村證券なども併用します。
AIテーマを評価しつつ、高い時価総額と解除価格4,485円を確認します。
主幹事を最優先
主幹事はSMBC日興証券です。
配分の中心となるため最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、松井証券、楽天証券、岩井コスモ証券、大和証券、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、東海東京証券も確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限2,990円の場合、100株当たりの申込資金は299,000円です。
必要資金が大きいため、他のIPOと重なる場合は優先順位を明確にします。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限で299,000円を準備する
- AI外観検査の成長性を評価する
- 4,485円の解除価格を確認する
注意点
- 公開時価総額が大きい
- VC・事業会社株の1.5倍解除
- 案件型収益の変動
- 技術者採用の負担
- 高成長を織り込んだ評価
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年2月6日〜2月13日
公開価格決定日: 2024年2月14日
申込期間: 2024年2月15日〜2月20日
上場日: 2024年2月22日
BB申込期間
2024年2月6日〜2024年2月13日BB期間は2024-02-06〜2024-02-13で、仮条件は2790〜2990円です。
抽選日
2024年2月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-02-14です。
購入申込期間
2024年2月15日〜2024年2月20日当選後は2024-02-15〜2024-02-20の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年2月22日上場日は2024-02-22です。
AIテーマ、割高感、VC解除条件を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社VRAIN Solution |
|---|---|
| 証券コード | 135A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 38.1億円 |
| 想定時価総額 | 302.3億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,760円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2790〜2990 |
| 公募価格 | 2,990円 |
| 予想初値 | 3,600円 |
| 予想利益 | 6.1万円 |
| 初値 | 5,190円 |
| 初値騰落率 | 73.6% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 製造業向けAI外観検査の成長テーマ
- 売上高が直近3期で約6倍に拡大
- 黒字を維持し直近期は利益成長
- 創業者側の高い保有比率
マイナス要因
- 吸収金額約38.1億円で時価総額約302.3億円
- 成長性を織り込んだ高い評価水準
- 主要VC株は公開価格1.5倍でロックアップ解除
- 案件検収時期とAI人材採用で業績が振れやすい
FINANCIALS
業績推移
直近3期はいずれも単体決算です。
売上高は急増していますが、案件の検収時期による期間変動に注意が必要です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年2月期 | 104百万円 | 14百万円 | - |
| 2022年2月期 | 344百万円 | 11百万円 | +230.8% |
| 2023年2月期 | 617百万円 | 50百万円 | +79.4% |
業績コメント
単体売上高は2021年2月期104百万円、2022年2月期344百万円、2023年2月期617百万円と急拡大しました。
当期純利益は14百万円、11百万円、50百万円で、直近期に利益成長も加速しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側は180日、主要VC・事業会社は90日・公開価格1.5倍です。
山田氏と石原氏の株数は全量潜在株式です。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 合同会社Y&N | 3,960,000株 | 39.22% | 180日 |
| 南塲 勇佑 | 3,694,000株 | 36.58% | 180日 |
| ジャフコSV6投資事業有限責任組合 | 1,109,000株 | 10.98% | 90日/1.5倍 |
| テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合 | 297,000株 | 2.94% | 90日/1.5倍 |
| 東京センチュリー株式会社 | 297,000株 | 2.94% | 90日/1.5倍 |
| ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 | 276,000株 | 2.73% | 90日/1.5倍 |
| 荻本 成基 | 99,000株 | 0.98% | 180日 |
| 菊地 佳宏 | 99,000株 | 0.98% | 180日 |
| 山田 郁生 | 99,000株(全量潜在株式) | 0.98% | 180日 |
| 石原 慎也 | 99,000株(全量潜在株式) | 0.98% | - |
株主構成コメント
Y&Nが39.22%、南塲勇佑氏が36.58%を保有し、創業者側が議決権の大半を握ります。
VC・事業会社の合計約19.6%には1.5倍解除があり、山田氏・石原氏の99,000株は通常株式ではなく全量潜在株式です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
VRAIN SolutionのIPOは、製造業向けAIという強いテーマ性に対し、時価総額約302.3億円の評価負担をどう見るかが焦点です。
AI画像認識による外観検査と自動化機器を組み合わせ、製造現場の検査工程や設備保全の省人化を一体的かつ総合的に支援しています。
売上高は直近3期で約6倍に拡大し、最終黒字を維持しながら直近期は利益成長も加速しているため、成長力は高いと考えられます。
創業者側の保有比率は高い一方、吸収金額は約38.1億円あり、主要VCや事業会社の株式は公開価格1.5倍で解除される条件です。
案件の検収時期による業績変動やAI技術者の採用競争に加え、高い成長期待が株価へ織り込まれている点には十分な注意が必要です。
主幹事のSMBC日興証券を中心に、AIテーマと業績成長を評価しつつ、評価水準と解除価格を確認して選別的に参加する方針が妥当でしょう。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年2月22日
公開価格2,990円に対して初値は5,190円となり、騰落率は+73.6%でした。
100株当たりの初値売り損益は220,000円です。