IPO DETAIL
株式会社FPパートナー
保険相談サービス「マネードクター」を全国で展開し、個人・法人へ生命保険・損害保険の提案や資産形成支援を行う会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
全国で展開する「マネードクター」の集客力と、2021年11月期に売上高209.2億円・最終利益12.3億円まで伸ばした業績は評価材料です。
会社が相談案件を集めて営業社員へ配分する仕組みにより、個人営業だけに依存しない販売基盤を築いています。
一方、吸収金額約89.7億円は重く、保険会社の手数料体系や募集規制、営業人員の管理負担も見逃せません。
大和証券を優先しつつ、仮条件の評価と機関投資家需要を確認して申込量を調整したい案件です。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
大和証券を申込の軸とし、SMBC日興証券やSBI証券などの幹事も併用します。
大型案件のため、仮条件の評価と需要の強さを見て資金配分を抑えめに調整します。
主幹事を最優先
大和証券が申込の中心です。
主幹事として配分が厚くなる可能性があるため、最初に申込条件と締切を確認します。
平幹事も取りこぼさない
主幹事以外の配分は限られますが、ネット抽選に対応する幹事を併用して申込機会を広げます。
資金と締切を管理
仮条件上限2,600円の場合、100株当たりの申込資金は260,000円です。
BB前に、各社の前受金ルールと資金拘束のタイミングを整理してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事の大和証券を優先する
- 仮条件上限2,600円で100株26万円を準備する
- SMBC日興証券やSBI証券も確認する
- 大型案件の需要動向を見て申込量を調整する
注意点
- 吸収金額約89.7億円の需給負担
- 保険手数料体系や募集規制の変更
- 営業人員の採用・教育・法令順守
- 潜在株式による将来の希薄化
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年9月6日〜9月12日
公開価格決定日: 2022年9月13日
申込期間: 2022年9月14日〜9月20日
上場日: 2022年9月22日
BB申込期間
2022年9月6日〜2022年9月12日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は2340〜2600円です。
抽選日
2022年9月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-09-13です。
購入申込期間
2022年9月14日〜2022年9月20日当選後は2022-09-14〜2022-09-20の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年9月22日上場日は2022-09-22です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社FPパートナー |
|---|---|
| 証券コード | 7388 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 保険業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 89.7億円 |
| 想定時価総額 | 299億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,340円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2340〜2600 |
| 公募価格 | 2,600円 |
| 予想初値 | 2,610円 |
| 予想利益 | 1,000円 |
| 初値 | 2,750円 |
| 初値騰落率 | 5.8% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 全国規模のマネードクター網と高いFP資格取得率を持つ
- 2021年11月期は売上高209億円・最終利益12.3億円へ拡大
- 会社が集客した相談案件を営業社員へ配分する仕組みがある
- 主要な創業者側株主には180日のロックアップがある
マイナス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約89.7億円で需給は重い
- 保険会社からの手数料収入に業績が左右されやすい
- 営業社員の採用・教育・コンプライアンス管理が継続的な課題
- 小川実氏の700,000株は全量が潜在株式で将来の希薄化要因
FINANCIALS
業績推移
単体売上高は16,464百万円、17,302百万円、20,920百万円、当期純利益は658百万円、425百万円、1,225百万円です。
2020年11月期に利益が落ち込んだ後、2021年11月期は大幅な増益となりました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年11月期(単体) | 16,464百万円 | 658百万円 | - |
| 2020年11月期(単体) | 17,302百万円 | 425百万円 | +5.1% |
| 2021年11月期(単体) | 20,920百万円 | 1,225百万円 | +20.9% |
業績コメント
単体売上高は16,464百万円、17,302百万円、20,920百万円、当期純利益は658百万円、425百万円、1,225百万円です。
2020年11月期に利益が落ち込んだ後、2021年11月期は大幅な増益となりました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側の主要株主には180日のロックアップがあり、公開価格による解除条件はありません。
小川実氏の記載株数は潜在株式であるため、通常株式と区別して確認します。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 合同会社FPコンサルティング | 5,000,000株 | 46.73% | 180日 |
| 黒木 勉 | 4,500,000株 | 42.06% | 180日 |
| 小川 実 | 700,000株(全量潜在株式) | 6.54% | - |
| 黒木 真澄 | 500,000株 | 4.67% | 180日 |
株主構成コメント
FPコンサルティングと黒木勉氏で約88.8%を保有し、創業者側へ株式が集中しています。
両者と黒木真澄氏には価格解除条件のない180日のロックアップがありますが、小川実氏の700,000株は全量が新株予約権由来の潜在株式です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
FPパートナーは増収増益が続く一方、吸収金額約89.7億円を消化できる需要の厚さを最初に確認したいIPOです。
会社が集客した相談案件をFP資格を持つ営業社員へ割り当て、保険契約や資産形成の提案につなげます。
売上高は2019年11月期の164.6億円から2021年11月期の209.2億円へ伸び、最終利益も12.3億円まで拡大しました。
創業者側の主要株主には180日の拘束がありますが、小川実氏の700,000株は新株予約権由来の潜在株式です。
保険会社の手数料体系や募集規制の変更、営業人員の採用・教育・法令順守には継続して注意が必要です。
大和証券を申込先の中心とし、仮条件の評価と大型案件への資金配分を見ながら慎重に参加を判断する形が妥当です。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年9月22日
公開価格は2,600円、初値は2,750円となり、100株当たりの損益は15,000円でした。