IPO DETAIL
株式会社マイクロアド
消費者データ基盤「UNIVERSE」を活用し、広告配信やマーケティング施策を支援するデータプラットフォーム事業を展開します。
SUMMARY
このIPOの結論
マイクロアドのIPOはデータマーケティングの成長性を評価できる一方、公開規模と利益の不安定さを踏まえて需要を見極めたい案件です。
消費者データ基盤UNIVERSEを軸に、広告配信だけでなく顧客分析や販売促進まで支援する点が事業上の強みです。
連結売上高は100億円を超えて伸びていますが、直近期は最終赤字であり、利益率の改善が評価を左右すると考えられます。
申込みは主幹事のSBI証券を軸に、デジタル広告株の地合いと仮条件の割高感を確認して判断する方針です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
まず主幹事のSBI証券を押さえ、ネット申込に対応する幹事証券にも申込みます。
公開規模、業績、株主構成、ロックアップを確認して申込可否を判断します。
主幹事を最優先
主幹事のSBI証券は配分の中心となるため、最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
幹事証券の配分は小口になりやすいため、ネット抽選に対応する証券会社を広く併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,410円の場合、100株当たりの申込資金は141,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSBI証券を優先して申し込む
- 仮条件上限1,410円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 購入申込期限を忘れない
注意点
- 市場の地合い悪化時は初値が伸びにくい
- ロックアップ解除条件と売出比率を確認する
- 上場ラッシュの資金分散に注意する
- 購入申込忘れに注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年6月13日〜6月17日
公開価格決定日: 2022年6月20日
申込期間: 2022年6月21日〜6月24日
上場日: 2022年6月29日
BB申込期間
2022年6月13日〜2022年6月17日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1300〜1410円です。
抽選日
2022年6月20日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-06-20です。
購入申込期間
2022年6月21日〜2022年6月24日当選後は2022-06-21〜2022-06-24の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年6月29日上場日は2022-06-29です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社マイクロアド |
|---|---|
| 証券コード | 9553 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 37.5億円 |
| 想定時価総額 | 125.8億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,380円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1300〜1410 |
| 公募価格 | 1,410円 |
| 予想初値 | 1,350円 |
| 予想利益 | -6,000円 |
| 初値 | 1,290円 |
| 初値騰落率 | -8.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 消費者データ基盤UNIVERSEはデータ活用需要を取り込みやすい
- 連結売上高は100億円を超えて拡大しています
- サイバーエージェントやソフトバンクなど有力事業会社が株主です
- データ蓄積と分析基盤が継続的な競争力につながります
マイナス要因
- 吸収金額約37.5億円はグロース案件として軽くありません
- 直近連結期は最終赤字で利益の安定性に課題があります
- 広告市況や大口顧客の予算動向に業績が左右されます
- ソフトバンク株は90日でロックアップが解除されます
FINANCIALS
業績推移
直近3期の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
単独・連結や決算期間の違いがある場合は注記に注意してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年9月期(単体) | 6,022百万円 | -315百万円 | - |
| 2020年9月期(連結) | 10,918百万円 | 43百万円 | +81.3% |
| 2021年9月期(連結) | 11,671百万円 | -39百万円 | +6.9% |
業績コメント
2019年9月期は単体で売上高6,022百万円、当期純損失315百万円です。
連結移行後は2020年9月期に売上高10,918百万円、親会社株主に帰属する当期純利益43百万円、2021年9月期に売上高11,671百万円、同純損失39百万円となりました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位株主のロックアップ期間は主に90日〜180日です。
価格による解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社サイバーエージェント | 5,202,800株 | 57.45% | 180日 |
| ソフトバンク株式会社 | 1,630,000株 | 18.00% | 90日 |
| 株式会社SWAY | 650,000株 | 7.18% | 180日 |
| SCSK株式会社 | 411,200株 | 4.54% | 180日 |
| 田中 宏幸 | 166,000株(うち潜在株式120,000株) | 1.83% | 180日 |
| 渡辺 健太郎 | 150,000株(うち潜在株式66,000株) | 1.66% | 180日 |
| マイクロアド従業員持株会 | 142,800株 | 1.58% | - |
| 穴原 誠一郎 | 88,000株(うち潜在株式66,000株) | 0.97% | 180日 |
| 榎原 良樹 | 60,200株(うち潜在株式51,000株) | 0.66% | 180日 |
| 瀧本 岳 | 46,000株 | 0.51% | - |
株主構成コメント
サイバーエージェントが57.45%、ソフトバンクが18.00%を保有し、大手事業会社2社だけで約75.5%を占めます。
一方、両社のロックアップは180日と90日で価格解除条件はありませんが、売出比率が高く出口色を意識しやすい構成です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
マイクロアドのIPOはデータ活用のテーマ性を評価できる一方、公開規模と利益の不安定さを踏まえて需要を慎重に見極めたい案件です。
消費者データ基盤UNIVERSEを軸に、広告配信だけでなく顧客分析や販売促進まで支援し、蓄積データを競争力へ変える事業です。
連結売上高は100億円を超えて拡大していますが、直近期は最終赤字であり、成長投資を吸収できる利益体質の確立が課題です。
吸収金額は約37.5億円、時価総額は約125.8億円で、グロース市場では軽量感に乏しく、広告株の地合いが需給を左右します。
サイバーエージェントとソフトバンクに株式が集中する一方、ソフトバンクの拘束は90日であり、解除後の売却動向には注意が必要です。
申込みは主幹事のSBI証券を中心に、仮条件の評価とブックビルディング需要を確認し、無理に資金を寄せず選別する方針が妥当です。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年6月29日
公開価格は1,410円、初値は1,290円となり、100株当たりの損益は-12,000円でした。