IPO DETAIL
Atlas Technologies株式会社
決済・フィンテック領域を中心に、企業の事業開発やシステム導入を支援するコンサルティング会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
フィンテックに特化したコンサルティングで、直近3期の売上高と最終利益がともに伸びています。
公開規模は約30.8億円と小型ではありませんが、時価総額約102.2億円とのバランスは許容範囲です。
株式は創業者に集中し、通常株式の短期供給は抑えられていますが、潜在株式は分けて考える必要があります。
SMBC日興証券を中心に、成長性を評価して参加します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
SMBC日興証券を優先し、マネックス証券、松井証券、SBI証券なども併用します。
利益成長は評価できますが、約30.8億円の公開規模を踏まえて需要状況を確認します。
主幹事を最優先
最初に確認したいのは主幹事のSMBC日興証券です。
配分の中心となる見込みです。
平幹事も取りこぼさない
幹事証券の配分は小口になりやすいため、ネット抽選に対応する証券会社を広く併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,440円の場合、100株当たりの申込資金は144,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSMBC日興証券を優先して申し込む
- 仮条件上限1,440円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 購入申込期限を忘れない
注意点
- 市場の地合い悪化時は初値が伸びにくい
- ロックアップ解除条件と売出比率を確認する
- 上場ラッシュの資金分散に注意する
- 購入申込忘れに注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年10月11日〜10月17日
公開価格決定日: 2022年10月18日
申込期間: 2022年10月19日〜10月24日
上場日: 2022年10月26日
BB申込期間
2022年10月11日〜2022年10月17日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1320〜1440円です。
抽選日
2022年10月18日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-10-18です。
購入申込期間
2022年10月19日〜2022年10月24日当選後は2022-10-19〜2022-10-24の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年10月26日上場日は2022-10-26です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | Atlas Technologies株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 9563 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 30.8億円 |
| 想定時価総額 | 102.2億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,320円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1320〜1440 |
| 公募価格 | 1,440円 |
| 予想初値 | 1,880円 |
| 予想利益 | 4.4万円 |
| 初値 | 2,320円 |
| 初値騰落率 | 61.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- フィンテック領域に特化した高付加価値コンサルティング
- 直近3期で売上高と最終利益が継続的に拡大
- 創業者の持分が厚く通常株式の流通が限定的
- VC保有がない
マイナス要因
- 吸収金額約30.8億円で個人需要だけでは軽くない
- 特定の金融関連顧客や大型案件への依存リスク
- 専門人材の採用と定着が成長の制約になり得る
- 新株予約権による潜在株式が350,000株ある
FINANCIALS
業績推移
2019年12月期から2021年12月期までの単体実績です。
3期を通じて増収増益が続いています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年12月期(単体) | 579百万円 | 143百万円 | - |
| 2020年12月期(単体) | 1,249百万円 | 197百万円 | +115.7% |
| 2021年12月期(単体) | 2,188百万円 | 311百万円 | +75.2% |
業績コメント
単体売上高は579百万円、1,249百万円、2,188百万円と拡大しました。
当期純利益も143百万円、197百万円、311百万円と増加し、売上成長に利益が伴っています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
通常株式の大部分は180日拘束です。
株主表の括弧内株数は新株予約権による潜在株式の内数です。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 山本 浩司 | 6,000,000株 | 93.02% | 180日 |
| 小椋 祐治 | 420,000株 | 6.51% | 180日/潜在株式320,000株を含む |
| 髙橋 みのり | 20,000株 | 0.31% | 潜在株式(全量) |
| 福田 貴史 | 10,000株 | 0.16% | 潜在株式(全量) |
株主構成コメント
山本浩司氏が93.02%を保有する創業者中心の構成です。
小椋祐治氏の420,000株には320,000株の潜在株式が含まれ、髙橋みのり氏20,000株と福田貴史氏10,000株は全量潜在株式です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
Atlas Technologiesは、フィンテック領域の高成長と利益拡大を評価できる一方、約30.8億円の公開規模を見極めたいIPOです。
決済、銀行、保険分野で、新規事業の構想から業務設計、システム導入までを一貫して支援する専門会社です。
売上高は2019年12月期579百万円から2021年12月期2,188百万円へ拡大し、当期純利益も311百万円へ伸びました。
仮条件上限1,440円では時価総額約102.2億円となり、成長率は魅力ですが、初値には一定の機関投資家需要も必要です。
山本浩司氏が93.02%を保有し、小椋祐治氏の420,000株には潜在株式320,000株が含まれる点を区別して確認します。
申込みは主幹事のSMBC日興証券を軸に、顧客集中や人材確保のリスクを踏まえてやや前向きに検討します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年10月26日
公開価格は1,440円、初値は2,320円となり、100株当たりの損益は88,000円でした。