IPO DETAIL
株式会社デコルテ・ホールディングス
フォトウエディングを主力に、撮影スタジオ、衣装、ヘアメイク、アルバム制作まで一体で提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
デコルテ・ホールディングスは、フォトウエディングに特化したブランド力と店舗運営ノウハウを持ちます。
一方、2020年9月期は感染症の影響で減収減益となりました。
仮条件上限では吸収金額約72.7億円、オファリングレシオも高く、ファンドによる大型売出しの性格が強い案件です。
需要回復と価格の割安感が明確でない限り、慎重に判断したいIPOです。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
国内配分の中心となるSMBC日興証券を優先し、大和証券も確認します。
公開比率とファンド出口を重視し、慎重に申し込みます。
主幹事を最優先
主幹事のSMBC日興証券、大和証券を最優先にします。
申込方法、抽選配分、購入期限を確認して申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
国内の正式な引受幹事は、SMBC日興証券、大和証券、野村證券、SBI証券です。
資金と締切を管理
仮条件上限1,720円の場合、100株あたりの申込資金は172,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券で需要を確認する
- 公開比率と売出規模を重視する
- 業績回復の見通しを確認する
- 公開価格1.5倍の解除水準を意識する
注意点
- 吸収金額約72.7億円に注意する
- ファンド出口案件の性格を確認する
- 感染症影響からの回復を見極める
- 高いオファリングレシオを考慮する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年6月7日〜6月11日
公開価格決定日: 2021年6月14日
申込期間: 2021年6月15日〜6月18日
上場日: 2021年6月22日
BB申込期間
2021年6月7日〜2021年6月11日BB期間は2021-06-07〜2021-06-11で、仮条件は1470〜1720円です。
抽選日
2021年6月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-06-14です。
購入申込期間
2021年6月15日〜2021年6月18日当選後は2021-06-15〜2021-06-18の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年6月22日上場日は2021-06-22です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社デコルテ・ホールディングス |
|---|---|
| 証券コード | 7372 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券;大和証券 |
| 吸収金額 | 72.7億円 |
| 想定時価総額 | 97.5億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,720円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1470〜1720 |
| 公募価格 | 1,720円 |
| 予想初値 | 1,680円 |
| 予想利益 | -4,000円 |
| 初値 | 1,582円 |
| 初値騰落率 | -8% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- フォトウエディング分野の専門性
- 撮影から衣装まで一体提供
- 黒字を維持
- 主要経営株主に180日の拘束
マイナス要因
- 吸収金額約72.7億円
- 公開比率が非常に高い
- ファンド比率87.52%
- 直近期は感染症影響で減収減益
FINANCIALS
業績推移
2018年9月期は単体、2019年9月期以降は連結の売上高と親会社株主に帰属する当期純利益を掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年9月期(単独) | 6,168百万円 | -341百万円 | - |
| 2019年9月期(連結) | 4,704百万円 | 468百万円 | -23.7% |
| 2020年9月期(連結) | 3,670百万円 | 172百万円 | -22.0% |
業績コメント
2018年9月期は持株会社単体で純損失341百万円でした。
連結移行後の売上高は2019年9月期4,704百万円から2020年9月期3,670百万円へ減少し、純利益も468百万円から172百万円へ縮小しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
ファンドには360日または公開価格1.5倍、経営株主には180日のロックアップがあります。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 投資事業有限責任組合キャス・キャピタル・ファンド六号 | 5,014,800株 | 87.52% | 360日/1.5倍 |
| 小林健一郎 | 557,200株 | 9.72% | 180日 |
| 水間寿也 | 22,000株 | 0.38% | 180日 |
| デコルテ従業員持株会 | 21,000株 | 0.37% | 180日 |
| 岩切大祐 | 15,000株 | 0.26% | 180日 |
| 高木真一郎 | 10,000株 | 0.17% | 継続保有 |
| 辻本哲士 | 6,000株 | 0.10% | 継続保有 |
| 新井賢二 | 4,000株 | 0.07% | 180日 |
| 藤田瞳 | 4,000株 | 0.07% | 継続保有 |
| 海原道枝 | 4,000株 | 0.07% | 継続保有 |
株主構成コメント
キャス・キャピタル六号が87.52%を保有するファンド支配型です。
同ファンドには360日の拘束がありますが、公開価格1.5倍でも解除されるため、上昇局面では売却余地を意識する必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
デコルテ・ホールディングスのIPOは、需要回復余地はあるものの、約72.7億円の大型売出しと高い公開比率から慎重に判断したい案件です。
フォトウエディングを中心に、スタジオ、衣装、ヘアメイク、撮影、アルバム制作を一体で提供し、専門性の高いサービスを展開しています。
連結売上高は2019年9月期47.0億円から2020年9月期36.7億円へ減少し、純利益も4.7億円から1.7億円へ縮小しました。
時価総額約97.5億円に対して公開規模が大きく、オファリングレシオも高いため、初値の需給には明確な重さが残ると考えられます。
キャス・キャピタル六号が87.52%を保有し、360日の拘束があっても公開価格1.5倍で解除される点には十分な注意が必要です。
申込みはSMBC日興証券で需要と仮条件の割安感を確認し、明確なディスカウントがなければ他案件を優先する方針が妥当です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年6月22日
公開価格1,720円に対して初値は1,582円となり、100株当たり損益は-13,800円、騰落率は-8.0%でした。