IPO DETAIL
株式会社jig.jp
ライブ配信サービス「ふわっち」を主力とし、視聴者のアイテム課金を収益源に自治体・企業向けサービスも展開する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
ライブ配信「ふわっち」の売上成長と100株3.4万円の参加しやすさは評価できます。
しかし、2022年3月期の連結最終損益は赤字で、公開株の大半は既存株主による売出しです。
VC保有比率も高く、90日・1.5倍解除株が残ります。
主幹事SMBC日興証券を軸に、需要が強い場合でも上場後の供給を意識して参加します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を優先し、野村證券、SBI証券、楽天証券などの幹事も確認します。
売上成長だけでなく、連結赤字、売出し比率、VCの解除条件を踏まえて判断します。
主幹事を最優先
SMBC日興証券は主幹事として配分が厚くなる見込みで、申込の軸です。
平幹事も取りこぼさない
幹事証券の割当は限定的でも、ネット抽選に参加できる会社は当選機会の上積みになります。
資金と締切を管理
仮条件上限340円の場合、100株当たりの申込資金は34,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSMBC日興証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限340円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 購入申込期限を忘れない
注意点
- 市場の地合い悪化時は初値が伸びにくい
- ロックアップ解除条件と売出比率を確認する
- 上場ラッシュの資金分散に注意する
- 購入申込忘れに注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年12月7日〜12月13日
公開価格決定日: 2022年12月14日
申込期間: 2022年12月15日〜12月20日
上場日: 2022年12月22日
BB申込期間
2022年12月7日〜2022年12月13日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は310〜340円です。
抽選日
2022年12月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-12-14です。
購入申込期間
2022年12月15日〜2022年12月20日当選後は2022-12-15〜2022-12-20の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年12月22日上場日は2022-12-22です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社jig.jp |
|---|---|
| 証券コード | 5244 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 12.9億円 |
| 想定時価総額 | 143億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 310円 |
|---|---|
| 仮条件 | 310〜340 |
| 公募価格 | 340円 |
| 予想初値 | 430円 |
| 予想利益 | 9,000円 |
| 初値 | 476円 |
| 初値騰落率 | 40% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- ライブ配信サービスふわっちの連結売上高が拡大しています
- 仮条件上限でも100株3.4万円で参加しやすいです
- 吸収金額は約12.9億円で極端な大型案件ではありません
- 配信者と視聴者の課金コミュニティを形成しています
マイナス要因
- 2022年3月期は連結最終赤字です
- 公開株の大半が既存株主による売出しです
- VC保有比率は約37.6%です
- 多くのVC株は90日または公開価格1.5倍でロックアップが解除されます
FINANCIALS
業績推移
2020年3月期は単体、2021年3月期と2022年3月期は連結業績を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年3月期(単体) | 492百万円 | 161百万円 | - |
| 2021年3月期(連結) | 6,701百万円 | 228百万円 | +1262.0% |
| 2022年3月期(連結) | 8,984百万円 | -215百万円 | +34.1% |
業績コメント
2020年3月期は単体で売上高492百万円、当期純利益161百万円です。
連結では2021年3月期の売上高6,701百万円、親会社株主に帰属する当期純利益228百万円から、2022年3月期は8,984百万円、当期純損失215百万円となりました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業関係者は主に180日、VCは主に90日または公開価格1.5倍で解除されます。
潜在株式は通常株式と区別しています。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 福野 泰介 | 10,681,500株 | 23.35% | 180日 |
| インキュベイトキャピタル5号投資事業有限責任組合 | 10,500,000株 | 22.95% | 90日/1.5倍 |
| 赤浦 徹 | 5,412,000株 | 11.83% | 180日 |
| 岸 周平 | 5,277,000株 | 11.54% | 180日 |
| WiL Fund I, L.P. | 4,195,500株 | 9.17% | 90日/1.5倍 |
| 蜂屋 浩一 | 3,750,000株 | 8.20% | 潜在株式(全量・新株予約権信託) |
| B Dash Fund3号投資事業有限責任組合 | 2,517,000株 | 5.50% | 90日/1.5倍 |
| 占部 哲之 | 642,000株 | 1.40% | 180日 |
| 株式会社セレス | 418,500株 | 0.91% | 90日/1.5倍 |
| 野沢 知史 | 405,000株 | 0.89% | 180日 |
株主構成コメント
創業関係者の持分に加え、インキュベイトキャピタル、WiL、B DashなどVCが約37.6%を保有します。
蜂屋浩一氏名義の3,750,000株は新株予約権信託に係る潜在株式であり、通常の保有株とは区別しました。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
jig.jpのIPOはライブ配信の成長性を評価できる一方、売出し中心の需給を確認したい案件です。
「ふわっち」は配信者と視聴者の交流を促し、視聴者が購入するアイテム課金を主な収益源としています。
連結売上高は2021年3月期67.0億円から2022年3月期89.8億円へ伸びましたが、最終損益は2.2億円の赤字でした。
仮条件上限340円での吸収金額は約12.9億円、時価総額は約143.0億円で低単価ながら評価は軽くありません。
VC比率は約37.6%で、多くのファンド株は90日または公開価格1.5倍で解除されます。
SMBC日興証券を中心に、売上成長と赤字、VC売出しを見比べて慎重寄りに参加を判断したいです。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年12月22日
公開価格は340円、初値は476円となり、100株当たりの損益は13,600円でした。