IPO DETAIL
株式会社Schoo
個人向けオンライン学習サービスと、企業・自治体向けの研修・リスキリングプラットフォームを提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
法人研修・リスキリング需要を取り込み、売上高は3期で約2倍に増加しました。
一方、最終赤字は継続し、売出し中心で吸収金額は約43億円です。
識別可能なVC・投資ファンド等は概算約51.9%ですが、一部はIPOで全株放出し、残存株主には360日の長期ロックアップがあります。
成長性と強い仮条件を評価しつつ、黒字化とファンド出口を確認して主幹事中心に参加します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を最優先に、SMBC日興証券、SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券も利用します。
仮条件の強さは評価しつつ、赤字と約43億円の売出し需給を踏まえて選別参加とします。
主幹事を最優先
野村證券が主幹事で配分の中心となるため、最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
JPX資料上の元引受取引参加者等は7社です。
野村證券が中心で、SBI・楽天・松井・マネックスのネット抽選も利用できます。
資金と締切を管理
仮条件上限690円の場合、100株当たりの申込資金は69,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を最優先にする
- 6.9万円以上を準備する
- SMBC日興とネット証券4社も利用する
- VCの全株売出しと360日ロックアップを区別する
- 黒字化計画を確認する
注意点
- 最終赤字が継続している
- 吸収金額は約43億円
- VC・投資ファンド等が概算約51.9%
- 売出し中心の出口案件
- 黒字化の時期に不確実性がある
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年10月3日〜10月9日
公開価格決定日: 2024年10月10日
申込期間: 2024年10月11日〜10月17日
上場日: 2024年10月22日
BB申込期間
2024年10月3日〜2024年10月9日BB期間は2024-10-03〜2024-10-09で、仮条件は630〜690円です。
抽選日
2024年10月10日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-10-10です。
購入申込期間
2024年10月11日〜2024年10月17日当選後は2024-10-11〜2024-10-17の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年10月22日上場日は2024-10-22です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社Schoo |
|---|---|
| 証券コード | 264A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 43億円 |
| 想定時価総額 | 80.1億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 580円 |
|---|---|
| 仮条件 | 630〜690 |
| 公募価格 | 690円 |
| 予想初値 | 900円 |
| 予想利益 | 2.1万円 |
| 初値 | 761円 |
| 初値騰落率 | 10.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 法人向けリスキリング需要を取り込む事業
- 売上高は3期で約2倍に拡大
- サブスクリプション型の継続収益
- 仮条件が想定価格を上回る強い設定
マイナス要因
- 最終赤字が3期連続で継続
- 吸収金額約43億円で赤字企業として重め
- VC・投資ファンド比率が概算約51.9%
- 売出し中心で黒字化計画に不確実性
FINANCIALS
業績推移
直近3期は単体です。
法人向け売上は高成長ですが、BB時点では最終赤字が続いていました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年9月期 | 978百万円 | -405百万円 | - |
| 2022年9月期 | 1,318百万円 | -771百万円 | +34.8% |
| 2023年9月期 | 2,008百万円 | -680百万円 | +52.4% |
業績コメント
直近3期は単体です。
売上高は978百万円から2,008百万円へ増加しましたが、最終損失は2022年9月期771百万円、2023年9月期680百万円と高水準です。
法人向けARRの成長と、販管費を吸収できる収益規模への到達がBB時点の焦点でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
一部VCはIPOで全株放出し、残存する創業者・主要ファンドには360日のロックアップがあります。
森氏の保有数には潜在株式235,140株が含まれます。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 森 健志郎 | 2,935,140株(うち潜在株式235,140株) | 24.65% | 360日 |
| IF Growth Opportunity Fund I, L.P. | 1,278,210株 | 10.73% | 360日 |
| KDDI地方創生事業育成1号投資事業有限責任組合 | 1,116,060株 | 9.37% | 売出しで全株放出 |
| BIG2号投資事業有限責任組合 | 907,050株 | 7.62% | 360日 |
| インキュベイトファンド2号投資事業有限責任組合 | 700,110株 | 5.88% | 売出しで全株放出 |
| ANRI1号投資事業有限責任組合 | 700,110株 | 5.88% | 売出しで全株放出 |
| あおぞらHYBRID2号投資事業有限責任組合 | 479,640株 | 4.03% | 360日 |
| 中西 孝之 | 300,000株 | 2.52% | 360日 |
| 土佐機工株式会社 | 253,800株 | 2.13% | - |
| 第一生命保険株式会社 | 253,770株 | 2.13% | 360日 |
株主構成コメント
森健志郎氏24.65%に対し、識別可能なVC・投資ファンド等は概算約51.9%です。
上位10株主だけの集計43.5%から、SMBC・大和・創発・UNICORN・East Ventures等を加えて見直しました。
一部ファンドは全株売出し、残存株主は360日ロックアップという二層の構成です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
SchooのIPOは、リスキリング需要と売上成長は魅力ですが、赤字継続とファンド売出しを慎重に見たい案件と考えられます。
個人向けオンライン学習に加え、法人研修のSchoo for Businessを展開し、人的資本投資の拡大を取り込んでいます。
2023年9月期の売上高は2,008百万円まで増えましたが、最終損失は680百万円で、黒字化にはなお相応の時間を要します。
仮条件上限690円での吸収金額は約43.0億円、上場時時価総額は約80.1億円で、赤字IPOとして需給は軽くありません。
識別可能なVC・投資ファンド等は概算約51.9%で、一部は売出しで退出するものの、出口案件としての需給には注意が必要です。
申込みは野村證券を軸に、強い仮条件と法人向け成長率を評価しつつ、黒字化計画の実現性を確認して慎重に判断するのが適切です。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年10月22日
公開価格は690円、初値は761円となり、100株当たりの損益は7,100円でした。